オンプレミス版 MUN サーバ導入準備(Windows)

目次

  概要
  MUN サーバ設定ファイルの改変


概要

Windows環境における、オンプレミス版 MUN サーバの環境構築方法について

  このページでは、Windows 環境における、オンプレミス版 MUN サーバの環境構築について、その手順を説明します。
  Windows 環境を用いないのであれば、このページ内容はスキップして、状況に合わせて以下のページをご覧ください。

   ■ 既にサーバ導入準備が済んでいる場合
     → 「■ オンプレミス版MUNサーバのセットアップ」 > 「MUN サーバのビルド・実行・停止」

   ■ まだサーバ導入準備が済んでおらず、Windows環境以外で構築したい場合
     → Linux であれば
       「■ オンプレミス版MUNサーバのセットアップ」 > 「オンプレミス版 MUN サーバ導入準備(Linux)」
     → MacOSX であれば
       「■ オンプレミス版MUNサーバのセットアップ」 > 「オンプレミス版 MUN サーバ導入準備(Mac)」

  なお、Windows環境での開発については、原則として VisualStudio を使用しますが、Unity5.2 以降の Windows 版 UnityEditor には、
  VisualStudio 2015/2017 Community がバンドルされてインストールできますので、VisualStudio のインストールについては割愛します。

  Unity5.1 以前をお使いの場合、もしくは VisualStudio をインストールしていない場合には、
  別途 Visual Studio のダウンロードページ からダウンロードならびにインストールを済ませてください。


MUN サーバ設定ファイルの改変

MUN サーバのクライアント待ち受けIPアドレスを設定する

  まずは、MUN クライアントが MUN サーバに接続する際に使用する、MUNサーバのクライアント待ち受けIPアドレスを設定します。

  MUN サーバ設定ファイルの改変手順については、以下のパネルを順にクリックして指示通りに進めてください。


  まずは、サーバとして動かす Windows マシンのIPアドレスについて調べます。
  PowerShell または コマンドプロンプト上から、以下のコマンドを入力してください。
> ipconfig

  このコマンドを実行すると、「イーサネットアダプター」として、同一ネットワーク構内に接続しているPCから接続可能な
  IPアドレスが表示されますので、これをメモなど記録にとどめておきます。



  IPアドレスを調べ終えたら、サーバパッケージ内に含まれている「MUN サーバ側のクライアント待ち受けIPアドレス」の設定を行ないます。

  使用するサーバ環境に応じて、以下の2種類からいずれか、あるいは両方を選んで実行してください。

  C++ 版 MUN サーバの設定は、サーバパッケージ内の server/cpp/mun.props 内にありますので、
  これをテキストエディタなどでを開きましょう。

  ファイルを開いたら、25~27行目付近にある
・PROXY_PUBLIC_ADDR
・RESOLVER_PUBLIC_ADDR
・ROOM_PUBLIC_ADDR
  の3項目について、事前に記録していた Windows マシンのIPアドレスに書き換えてください。

  書き換え終わったところで、テキストエディタ上で上書き保存してください。



  C# 版 MUN サーバの設定は、ドラッグ&ドロップでコピーしたフォルダ内の server/csharp/appsettings.json 内にありますので、
  これをテキストエディタなどでを開きましょう。

  ファイルを開いたら、19~21行目付近にある
・PROXY_PUBLIC_ADDR
・RESOLVER_PUBLIC_ADDR
・ROOM_PUBLIC_ADDR
  の3項目について、事前に記録していた Windows マシンのIPアドレスに書き換えてください。

  書き換え終わったところで、テキストエディタ上で上書き保存してください。