【目次】
NPCキャラクタ設定のコンバート処理
コンバート結果をサーバに反映させる
動作テストを行なう
NPCキャラクタ設定のコンバート処理▲
ここまでの流れで正常に機能するかどうか実行して確認してみましょう。
確認する前に、作成・改変したデータをサーバ上で扱えるようにコンバートします。
■ コンバート用フォルダにデータをコピーする
作成したデータをコンバート用フォルダにコピーします。
コピー元：C:/MOE_CEDEC_DEMO/MOE_CEDEC/Master/dragon_ai.mos
C:/MOE_CEDEC_DEMO/MOE_CEDEC/Master/dragon_ai_param.h
C:/MOE_CEDEC_DEMO/MOE_CEDEC/Master/dragon_root.mos
C:/MOE_CEDEC_DEMO/MOE_CEDEC/Master/dragon_root_param.h
C:/MOE_CEDEC_DEMO/MOE_CEDEC/Master/SimpleStage_init.inc
コピー先：tool/MOScriptConverter/master フォルダの中
※ SimpleStage_init.inc のみ上書きコピーとなります。
■ コンバートの実行
続けて、コンバートを実行します。
実行用のバッチファイルが tool/MOScriptConverter/mos_all.bat になりますので、
これをダブルクリックして実行してください。
コンバートの実行結果として、tool/MOScriptConverter/master フォルダ内に以下のファイルが生成されます。
・ dragon_ai.bin
・ dragon_root.bin
・ SimpleStage.bin（改変）
コンバート結果をサーバに反映させる▲
コンバートした結果をサーバに反映させるために、今度はserverフォルダ内にデータをコピーします。
■ コンバートしたデータをサーバフォルダにコピーする
上記で作成した .bin のファイルををサーバ側のフォルダにコピーします。
コピー元：tool/MOScriptConverter/master/dragon_ai.bin
tool/MOScriptConverter/master/dragon_root.bin
tool/MOScriptConverter/master/SimpleStage.bin
コピー先：server/Data/script フォルダの中
※ SimpleStage.bin のみ上書きコピーとなります。
■ EnemyMaster, UnitMaster のコピー
更に、EnemyMaster, UnitMasterとして保存した情報もサーバ側にコピーします。
コピー元：C:/MOE_CEDEC_DEMO/MOE_CEDEC/Master/EnemyMaster.json
C:/MOE_CEDEC_DEMO/MOE_CEDEC/Master/UnitMaster.json
コピー先：server/Data/master フォルダの中
※ 同名のファイルが既にありますので上書きコピーします。
動作テストを行なう▲
では改めて動作テストを行ってみましょう。
■ サーバを起動する
先にサーバを起動させます。 server/boot_nomatching.bat をダブルクリックして起動します。
■ クライアントを起動する
続けて、Unityクライアントを起動させます。
クライアントを起動する前に、Project タブの Assets/moenginesample/Scenes を開き、
その中にある Title.unity をダブルクリックで開いてください。
以下のようなダイアログが表示されたら [Save] をクリックしてください。
Scene ビューおよび Game ビューにタイトル画面が表示されたら、Unityの実行ボタンを押してスタートします。
タイトル画面で [バトル開始] ボタンをクリックし、[赤チーム] か [青チーム] のどちらかを選択します。
すると、ゲーム画面が立ち上がります。
ステージ手前部には「ドラゴン」が配置されていて、プレイヤーに接近し、攻撃を仕掛けてくるようになりました。
ただし、経路情報を付加していないため、障害物があってもお構いなしに猪突猛進してしまいます。
これで次の課題として、NPCキャラクタの探索経路（迂回路）の設定を加える必要があることが分かります。
ではUnityの再生ボタンをもう一度クリックして、クライアントを停止させてください。
■ サーバを停止させる
現状確認が終わったところで、サーバも停止させます。
サーバコンソール画面の右上の×印をクリックし、ウィンドウを閉じてください。
