mun_resolverのサーバプロセスの実行

目次

  概要
  mun_resolver のソリューションファイルを起動する
  VisualStudio でビルド&実行する


概要

MUNクライアントが最初に接続することになるサーバ

  mun_master のサーバプロセスを起動したら、続けて「mun_resolver」のサーバプロセスを起動させましょう。
  このプロセスは MUN クライアントが最初に接続するサーバで、後述する「ルーム未入室時のクライアントとの通信処理」を行なう
  mun_proxy サーバプロセスについて、「最も負荷の軽いサーバプロセスの接続情報」を渡します。

  mun_proxy のサーバプロセスを複数動作(スケール)させることにより、ルーム未入室時の対クライアント通信について
  動的かつ簡易的に負荷分散処理をさせることを可能にします。

  MUNサーバの構成上、mun_resolverは「mun_proxy起動前に、あらかじめ起動させておく」という制限がありますので、
  mun_master に続けて、ここで起動させます。


mun_resolver のソリューションファイルを起動する

自身が使用する VisualStudio に合わせ、適切な mun_resolver のソリューションファイルを起動する

  mun_resolver も mun_master と同様に、サーバプロセスを起動させるために、VisualStudio のソリューションファイル(.sln)を立ち上げますが、
  自身が使用している WindowsOS が 32bit版なのか、64bit版なのか、また、インストールしている VisualStudio について
  Visual Studio 2010/2012/2013/2015 のいずれかのものかによって、起動するソリューションファイルは異なります。

  mun_resolver のソリューションファイルは server/csharp/mun_resolver 内に以下のように格納されていますので、
  インストールされている VisualStudio の形式に沿って開いてください。
server
  └ csharp
    └ mun_resolver 
        ├ mun_resolver_vs2010_Win32.sln … VisualStudio 2010 で動作させる場合(32bitOS, 64bitOSを問わず)
        ├ mun_resolver_vs2012_Win32.sln … VisualStudio 2012 + 32bitOS で動作させる場合
        ├ mun_resolver_vs2012_x64.sln  … VisualStudio 2012 + 64bitOS で動作させる場合
        ├ mun_resolver_vs2013_Win32.sln … VisualStudio 2013 + 32bitOS で動作させる場合
        ├ mun_resolver_vs2013_x64.sln  … VisualStudio 2013 + 64bitOS で動作させる場合
        ├ mun_resolver_vs2015_Win32.sln … VisualStudio 2015 + 32bitOS で動作させる場合
        └ mun_resolver_vs2015_x64.sln  … VisualStudio 2015 + 64bitOS で動作させる場合


VisualStudio でビルド&実行する

F5キーを押して「デバッグして実行」する

  VisualStudio が起動すれば、汎用的な VisualStudio でのビルド&実行方法に倣って mun_resolver を起動します。
  一般的には F5キー(デバッグして実行)がケースとして多いと思いますので、そちらを推奨いたします。

  ビルド&実行後、以下のようなコンソールウィンドウが表示されれば、ひとまず完了です。次に進みましょう。