【目次】
実行手順
マルチプレイヤー環境の実装
実行手順▲
■ サーバの make と実行
以下のコマンドを実行し、サーバの make と実行を掛けます。
$ ./server.sh stop
$ ./server.sh debug
$ ./server.sh start
■ クライアントのビルド
Unityクライアントを build で exe ファイルを作成します。
その後、クライアントを複数起動してください。
LevelMatching によるマッチングアルゴリズムの実行▲
作成した LevelMatching によるアルゴリズムを実践してみます。
■ マッチングサーバへの接続
マッチングサーバへの接続の流れは前回までと一緒です。


■ マッチングルールの選択とマッチング値の設定
先に追加した MatchingManager.hpp の導入内容により、
・マッチングルール = 1 - サンプル既存のマッチングルール(ValueMatching)
・マッチングルール = 2 - 新規に追加したマッチングルール(LevelMatching)
になりましたので、各クライアントのマッチングルールに「2」を設定します。
マッチング値には、1台目は「0」のまま、2台目には「20」を入れておきましょう。

すると、2台とも別々のルームに接続されます。一見するとValueMatching と同様の動きをしていますが、
先に追加した LevelMatching のレベル帯の範囲外なので、別々のルームに入ることになります。

ここで、3台目を起動し、マッチングルールに「2」、マッチング値に「5」を入れて起動してみます。

すると、先に作成した「マッチング値が0のルーム」に入室しました。
先に入力したマッチング値が「マッチング値が0のルーム」のレベル帯である 0 ~ 10 の範囲内ですので、
マッチング値が「20」のルームではなくマッチング値が「0」のルームに入ることになります。

マッチング値を「レベル」や「獲得ポイント数」など、ゲームデザインによって様々な名称になると思いますが、
これでレベルが拮抗するプレイヤーとのマッチングが可能となります。