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マッチングアルゴリズム(4) 実行してみる


【目次】
実行手順
マルチプレイヤー環境の実装


実行手順

■ サーバの make と実行
  以下のコマンドを実行し、サーバの make と実行を掛けます。
$ ./server.sh stop
$ ./server.sh debug
$ ./server.sh start

■ クライアントのビルド
  Unityクライアントを build で exe ファイルを作成します。
  その後、クライアントを複数起動してください。


LevelMatching によるマッチングアルゴリズムの実行

  作成した LevelMatching によるアルゴリズムを実践してみます。

■ マッチングサーバへの接続
  マッチングサーバへの接続の流れは前回までと一緒です。
   
   

■ マッチングルールの選択とマッチング値の設定
  先に追加した MatchingManager.hpp の導入内容により、
   ・マッチングルール = 1 - サンプル既存のマッチングルール(ValueMatching)
   ・マッチングルール = 2 - 新規に追加したマッチングルール(LevelMatching)
  になりましたので、各クライアントのマッチングルールに「2」を設定します。
  マッチング値には、1台目は「0」のまま、2台目には「20」を入れておきましょう。
   

  すると、2台とも別々のルームに接続されます。一見するとValueMatching と同様の動きをしていますが、
  先に追加した LevelMatching のレベル帯の範囲外なので、別々のルームに入ることになります。
   

  ここで、3台目を起動し、マッチングルールに「2」、マッチング値に「5」を入れて起動してみます。
   

  すると、先に作成した「マッチング値が0のルーム」に入室しました。
  先に入力したマッチング値が「マッチング値が0のルーム」のレベル帯である 0 ~ 10 の範囲内ですので、
  マッチング値が「20」のルームではなくマッチング値が「0」のルームに入ることになります。
   

  マッチング値を「レベル」や「獲得ポイント数」など、ゲームデザインによって様々な名称になると思いますが、
  これでレベルが拮抗するプレイヤーとのマッチングが可能となります。

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