SSLによる暗号化通信の導入について

目次

  SSL とは
  Mackerel 連携サービス利用のための事前設定


SSL とは

一般的なインターネット上の情報暗号化プロトコルの1つ

  SSL(SecureSoketLayer)とは、インターネットを介した通信を行う上で、情報を暗号化して送受信するプロトコルの1つです。
  一般的に https:// から始まるWebサイトが総じて利用されており、顧客情報やクレジットカード決済などの重要機密情報の通信手段として必須です。
  現在ではあらゆる情報サイトで広く一般的に利用しています。

MUN でも SSL 通信をサポートしています

  MUN でも、WebGLで生成されたプラットフォームアプリケーションについて、SSLによる暗号化通信がサポートされています。
  MUN クライアント(UnityEditor)側の Assets/Monobit Unity Networking/Resources/MonobitServerSettings.asset の Inspector から
  「Protocol」の項目を「WSS」に設定しビルドすることで、SSL 暗号化を使った WebSocket 通信を可能とします。

オンプレミス版 MUN サーバ側で SSL 通信をサポートするには、セキュリティ証明書が必要

  ただし、オンプレミス版のMUNサーバ側で SSL 通信を実装するためには、個別に SSL 証明書を用意する必要があります。

  MunTestServer あるいは モノビットエンジンクラウドを利用する場合、既にSSL証明書が用意された状態で起動していますので
  ユーザー側で独自のSSL証明書を用意する必要性はありません。

  また、現時点(MUN 2.8.0 リリース段階)では、C++版サーバのみ対応しています。
  C#版サーバについては後日対応予定です。