パッケージにおける制限事項
目次
概要
ボイスチャットパッケージの制限事項
VRクラウドパッケージの制限事項
本製品に関しての制限事項です
ボイスチャットパッケージは正式リリースとなりましたので、制限事項は特にありませんが、
開発上留意していただきたい点がありますので、引き続きこちらで記載いたします。
また、VR クラウドパッケージについては、現在、諸般の都合上、β版リリースを継続いたします。
そのため、いくつかの機能制限・動作制限があります。御了承ください。
ボイスチャットパッケージの制限事項▲
ボイスチャットパッケージは ver.2.0.0 以降、各種制限事項はほぼ撤廃されました。
2017/05/19 にリリースした ver.2.0.0 により、ボイスチャットパッケージについてはほぼ制限がなくなりました。
ですが、以下に触れる部分については引き続き留意が必要です。
制限 : (iPhone/iPad等の)iOSデバイス向けアプリケーション開発時には、別途 iOS10 対応が必要です。
この問題は iOS 自体の仕様であり、弊社の「ボイスチャットパッケージ」の製品のみが受ける制約ではありません。
「OSの仕様」であるために、正式リリース後も、引き続き対応が必要です。
iOS デバイス端末で動作している OS のバージョンが iOS 10.0 以降のデバイスの場合、アプリケーションがデバイスアクセスを要求するときに
「ユーザー許可を適切に要求しないと、アプリケーションプロセス自体がクラッシュする」ように仕様変更されました。
このため、ボイスチャットで必須となるマイクの使用許諾通知文(NSMicrophoneUsageDescription)の設定が必要で、
この設定を含めないと iOS 10.0 以降の iOS デバイスで動作させることができません。
以下の設定手順を踏むことで iOS10 対応が可能ですので、iOS開発の場合にはこちらをご覧ください。
■ リファレンス > FAQ > iOS10.0以降のiOSデバイスで、ボイスチャット機能を利用しようとするとクラッシュします。
VRクラウドパッケージの制限事項▲
VRクラウドパッケージはver.0.1.0です
2016/08/24にリリースしたver.0.1.0から変化はありません。
近日中に MUN 2.0 (with MRS) を適用し、正式リリースに向けて取り組んでおりますが、
現在のところは継続して、以下の機能制限・動作制限があります。
制限1 : 対応しているVRデバイスは「HTC Vive」のみです。
VRクラウド機能を実行するためにVRデバイスが必要ですが、
現時点で対応している VRデバイスは、HTC 社の「HTC Vive」のみです。
それ以外の、他社製VRデバイスでの動作保証はしておりません。
今後、各種VRデバイスに対応予定です。
制限2 : 対応しているプラットフォームは「Windows 64bit版」のみです。
VRクラウドパッケージ内のボイスチャット機能は、前回のver.0.1.0から変わっておりませんので、
ボイスチャットの対応プラットフォームが「Windows 64bit」のままです。
ボイスチャットパッケージから適宜機能を移植すれば「Windows 32bit」で動作させることも可能ですが、
その場合の動作保証は致しかねます。
今後、各種VRデバイスへの対応に合わせて、幅広いプラットフォームにも対応させる予定です。
制限3 : 他社製のUnity向けVRプラグイン「SteamVR」の導入が必要です。
VRクラウド機能を実行するためには、本パッケージだけでは実行することはできません。
本パッケージでは、VRデバイスの各種機能を利用するために、他社製(Valve様)のUnity向けVRプラグインである
「SteamVR」を使用しており、別途UnityAssetStoreからダウンロードする必要があります。
ダウンロードしない限り、本パッケージのみではビルドエラーが発生しますので、ご注意ください。
制限4 : 同一ルームに参加可能な人数を10人以下に設定してください。
ボイスチャット機能、ならびにVRクラウド機能を快適に利用するためには、最大で10人までが限界です。
それ以上のプレイヤーを同一ルームに参加させた場合、
・ボイスチャットにおける「音切れ」の現象
・VR空間におけるオブジェクト同期の著しい遅延
が発生する恐れがあります。
β版の利用におきましては、同一ルームに参加可能な人数を10人以下に設定してください。
ルーム参加人数の制限方法つきましては、以下のページを御覧ください。
■ プログラミング・主要機能 > ルームの作成