mun_masterのサーバプロセスの実行

目次

  概要
  mun_master のソリューションファイルを起動する
  VisualStudio でビルド&実行する


概要

MUNの中核となるサーバ

  プロパティシートを変更したら、順にサーバプロセスをビルドし実行していきます。
  MUNのサーバ構成上、サーバプロセスの起動順番は決まっていますので、立ち上げる順番にはくれぐれもご注意ください。

  まず初めに起動させなければならないのは、「mun_master」と呼ばれるサーバプロセスです。
  このプロセスは MUN サーバの中核であり、接続しているMUNクライアントや、サーバ上で構成されるロビーやルームの情報を
  一括で管理するデータベースの役割を果たします。

  これ以外のサーバプロセスは(後述のmun_resolverを除き)mun_masterが起動していることが前提で動くことになりますので、
  必ず初めに起動させてください。


mun_master のソリューションファイルを起動する

自身が使用する VisualStudio に合わせ、適切な mun_masterのソリューションファイルを起動する

  mun_master のサーバプロセスを起動させるために、VisualStudio のソリューションファイル(.sln)を立ち上げますが、
  インストールしている VisualStudio が 2010/2012/2013/2015 のいずれかによって、起動するソリューションファイルは異なります。

  事前に「現在インストールしているVisualStudioの年度バージョンは何か」を認知しておいてください。

  調べた上で、mun_master のソリューションファイルを起動しましょう。
  mun_master のソリューションファイルは server/cpp/mun_master 内に以下のように格納されていますので、
  インストールされている VisualStudio の形式に沿って開いてください。
server
  └ cpp
    └ mun_master
        ├ mun_master_vs2010.sln … VisualStudio 2010 で動作させる場合
        ├ mun_master_vs2012.sln … VisualStudio 2012 で動作させる場合
        ├ mun_master_vs2013.sln … VisualStudio 2013 で動作させる場合
        └ mun_master_vs2015.sln … VisualStudio 2015 で動作させる場合


VisualStudio でビルド&実行する

F5キーを押して「デバッグして実行」する

  VisualStudio が起動すれば、汎用的な VisualStudio でのビルド&実行方法に倣って mun_master を起動します。
  一般的には F5キー(デバッグして実行)がケースとして多いと思いますので、そちらを推奨いたします。

  ビルド&実行後、以下のようなコンソールウィンドウが表示されれば、ひとまず完了です。次に進みましょう。