MonobitTransformViewコンポーネント

目次

  概要
  コンポーネントの追加方法
  MonobitView の監視対象コンポーネントへの追加
  機能概要


概要

MUNにおける「オブジェクトのTransform 同期支援コンポーネント」

  MonobitTransformView は、オブジェクトの位置や姿勢、倍率など、「Transform」コンポーネントの情報について、
  ネットワーク上の他クライアントと自動同期させる、同期支援コンポーネントです。


コンポーネントの追加方法

Inspector の [Add Component] からの操作

  コンポーネントの追加方法は至って簡単です。

  オブジェクトの Inspector 表示にある [Add Component ] ボタンから、
  Monobit Networking > Monobit Transform View で登録するだけです。


MonobitView の監視対象コンポーネントへの追加

監視対象コンポーネントへの追加は忘れずに

  MonobitTransformView コンポーネントは、MonobitView の監視対象コンポーネントに追加されて、
  初めてその役割が機能します。
  MonobitView の監視対象コンポーネントへの追加は忘れないようにしてください。

  なお、事前に MonobitView が登録されていない場合、Monobit Transform View の登録によって
  MonobitView が自動登録されますので、それを利用してください。
  きちんと以下のように登録されていることを確認しましょう。


機能概要

外観

Position Configure

項目名 内容
Enable Sync 他クライアントと座標同期を行なうかどうかのフラグです。
Enable Interpolate 他クライアントと座標同期を行なう際に、線形補間(Lerp)を実行するかどうかのフラグです。
Larp Rate 線形補間係数です。実際に Lerp する際に Time.DeltaTime との乗算値が補間係数です。
必ず 0 以上の値を設定してください。

Rotation Configure

項目名 内容
Enable Sync 他クライアントと回転同期を行なうかどうかのフラグです。
Enable Interpolate 他クライアントと回転同期を行なう際に、線形補間(Lerp)を実行するかどうかのフラグです。
Larp Rate 線形補間係数です。実際に Lerp する際に Time.DeltaTime との乗算値が補間係数です。
必ず 0 以上の値を設定してください。

Scale Configure

項目名 内容
Enable Sync 他クライアントと倍率同期を行なうかどうかのフラグです。
Enable Interpolate 他クライアントと倍率同期を行なう際に、線形補間(Lerp)を実行するかどうかのフラグです。
Larp Rate 線形補間係数です。実際に Lerp する際に Time.DeltaTime との乗算値が補間係数です。
必ず 0 以上の値を設定してください。

Movement Snap(Warp)

項目名 内容
Enable Snap(Warp) 線形補間による座標同期を行なう際、あまりにも現実との距離が離れすぎた場合に「ワープ」させるかどうかのフラグです。
Snap(Warp) Threshold 「ワープ」させるかどうかを決める、距離の閾値です。単位は「ユニット」です。
Enable Snap(Warp) が有効で、かつ現実との距離がこの値を超えた場合、ワープします。